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2024.10.22
小学生の間に英検2級を目指す意味
こんにちは、京都四条烏丸のマナビミライ英語スタジオです。当校では小学4年生で英検2級に合格した生徒を多数輩出しています。英検2級といえば大学受験レベル、普通に考えると小学生では手が届かないレベルですが、これまでに3名の英検2級合格を実現させてきました!今回は「なぜ、小学生の間に2級を目指すべきか」についてお話します。
英語脳形成は小学4年生がピーク
「子供の頃は、なんでもスポンジのように吸収する」という言葉を聞いたことがありませんか?脳科学の研究データによると、物を見たり、音を聞いたり、温もりを感じたりする後頭葉のあたりは、生まれてすぐの1歳ごろから発達のピークを迎えます。3歳〜5歳ごろに運動野、8歳〜10歳ごろに言語野、12歳ごろに前頭前野、というように、脳のうしろから前へと順番に発達していきます。言語野は8~10歳だと言われているので、小学2年~4年生が発達のピークになるのです。では、小学4年生以降は、言語脳が衰えていくのかというとそうではありません。あくまでも、環境に適応して脳が変化する力がとても大きい期間という意味なので、英語に触れ始める時期はこれより早くても遅くても良いのです。しかし、幼少期から英語に親しみをもったり、効率的に学ばせたいということであれば、できるだけ早い段階で英語の音を聞かせたり、英文を音読する習慣をつけさせることがおすすめなのです。
英検は4技能が同時に身に付く
英検はリスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの4技能試験です。「読む・書く・聞く・話す」を同時に習得できる試験は国内では英語検定だけ。今後ますます広がるグローバル化において「読み・書き」よりも「話す」コミュニケーション能力を問われることは間違いありません。英検は日常会話のリスニングや自分の意見を英語で伝える面接試験があり、学校の英語の授業だけでは十分に教わらない、表現力や瞬発力の会話力の増強につながります。
一生物の自信につながる
子供の頃に「〇〇ができてすごいね!」や賞状をもらって褒められた経験は、いくつになっても覚えているのではないでしょうか。”英検”という誰からみても分かる英語力の証明を取ることは、親や友人から「すごいね!」「どうやって勉強したの?!」と褒められる経験に直結します。子どもは「自己肯定感」が育まれると、自信を持ってその後も物事に取り組めるようになります。少し難しいなと思ったことにも物怖じせず、チャレンジしようとしますし、自分や周りの人のことも大切に思うようになります。また、さまざまなことに好奇心を持つようになり、子ども自身の世界を広げることにもなるのです。小学生の間に資格試験を取るということは、学習を計画的に進めたり、長い試験時間に耐える集中力も養われます。実は、英検を取得することがゴールではなく、それまでの学習プロセスや合格後の自信が、子供の将来の成長に大きな影響力を与えていくのです。