【英検二次面接は難しい社会問題が出題される】
準2・2級の二次面接No.3~5では、自分自身の意見を問われる質問があります。問題カードを見ずに面接官とアイコンタクトを取りながら、即興で自分の考えを伝えなければいけません。2級においては日本語でも考えたこともないような難しい社会問題を聞かれることもしばしば。本番の緊張の中で、考えたこともないお題を一から英文法や構成を組み立てて話すのは至難の業。そこで今回は、どんな社会問題にも対応でき、しっかり点数がとれる英文法フレーズをご紹介します。
【自分の意見を言うときに使えるフレーズ】
No.3~5では最低二文ずつ、自分の意見を言わなければなりません。残念ながら、本番で質問されてから「どの文法を使おうか」「このフレーズは正しいのかな…」と考えている暇はありません。考えている内に制限時間がきて、分からないとみなされ、次の質問をされる可能性があります。そうならないように、自分の意見を言う際に使いやすい英文表現をいくつかご紹介します。
【一文目】~によって…することは形容詞だ = It is 形容詞 for 目的語 to 動詞.
【二文目 パターン①】例えば、もし~する時…だ = For instance, if ~,……
【二文目 パターン②】例えば、~がたくさんある。だから….. = For instance, There are a lot of ~ so …..
上記の英文に当てはめると、ほぼ全ての質問に対応することができます。
【早速例題にあてはめて試してみよう!】
” Do you think electronic dictionaries are better than paper dictionaries? ”
Yes. It is convenient for people to carry electronic dictionaries. For instance, if we take electronic dictionaries outside, we can learn and search for new words on trains and cars.
・No. It is good for people to use paper dictionaries. For instance, if we buy electronic dictionaries, it costs a lot of money. It is difficult for many people to buy.
上記のように、使い回ししやすいフレーズを覚えておくことで、一貫性と具体例をとっさに伝えることができます。一度言うと言い直すことができないスピーキングだからこそ、あらかじめ「この構文を使おう!」といくつかパターンを用意しておくことになって、迷い悩むことなくスムーズに自分のアイデアを発言することができます。
【二次試験までに優先すべきこと】
二次面接までにやるべきことは、様々な問題にあたること。過去問題や予想問題に挑戦し、模範解答や解説を読んで再度練習する、を繰り返してください。今回紹介したNo3~5には環境・ビジネス・教育・テクノロジーなど幅広い時事問題から出題されます。どんなトピックがきても、型にはめて具体例が思い浮かぶように問題数をこなしてください。また、対面で話すのに慣れることも非常に大事です。一人で面接練習を行うのではなく、学校や塾の先生にお願いをして、面接官役をやってもらいましょう!皆さんの二次一発合格を応援しています!
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