英語嫌いな子供を好きにさせる方法

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小中学生の子をもつ保護者様からよくこのような相談を受けます。「うちの子英語が嫌いで、どうすれば好きになりますか?」

英語はコミュニケーションをとるための手段にすぎませんので、最初から英語が好きな人はいません。英語を好きになるということは、海外に興味をもったり、外国人と話してみたい!と思って初めて、自ら勉強したい!!という気持ちになります。私も学生の頃は、英語が好きでも嫌いでもありませんでした。留学に行きたいとも思っていなかったですし、将来英語を使って仕事をしたいという気持ちも全くありませんでした。しかし、ある日何気なく見にいったハリーポッターの映画でハリー役をしていたダニエル・ラドクリフ君にスクリーン越しに一目ぼれしたのです!

彼に好きな想いを伝えたくて伝えたくて、ファンレターを書くことを決意。(その頃はインターネットが普及していなかったので)学校の英語の教科書を引っ張り出して、つたない英語で想いを綴りました。まだ中学2年生で英語の成績も良くなかったので、”I like you very much! I want to meet you”のような簡単な英文しか書く事ができませんでした。数か月後、、イギリスにある彼の事務所から返事がきたときの興奮と驚きは今も鮮明に覚えています。

<実際に届いたダニエルラドクリフからの返信>

英語で書かれた彼の返事を、一語一句、英和辞典で調べる内に、「英語って面白いな」「もっと英語の文法や単語を知って、彼に想いを伝えたい!」と思うようになりました。そこからが、私の英語学習ジャーニーの始まりです。この「好きな人に想いを伝えたい!」という原動力がないと、英語を勉強しようなど思わなかったはず。不純なキッカケですが、そもそも語学とは人に想いを伝えるための手段にすぎません。

そのキッカケは、私のように外国人俳優であったり、歌手だったり、好きなYoutuberだったりと、人それぞれ違います。目的もなく英語を好きになろうとするのではなく、「自分の興味があることを英語や海外と結びつけること」が、英語学習を自発的に取り組む、最短の道なのではないでしょうか。いつどんなきっかけで海外や英語に興味をもつかは分かりません。しかし、今自分の興味のあることを英語で調べてみたり、好きなタレントの英語インタビューを聞いてみたり、少しずつ自分の好き X 英語・海外 を結びつける意識をもつようにしてください。世界には英語話者は15億人います。英語が話せると、世界中にいる4人に1人とコミュニケーションをとることができます。自分と異なる価値観をもった外国人と関わることで、考え方や視野が広がり、仕事や生き方にまで大きく影響します。是非、早期に英語を身に付け、自分の可能性を広げてください!!

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